IMO MEPC80において、船体の生物付着を防止するためのガイドライン ’The 2023 Guidelines for the control and management of ships' biofouling to minimize the transfer of invasive aquatic species (Biofouling Guidelines) '(本記事では2023年Biofouling Guidelineと記載します) が2023年7月に新たに採択されました。
IMOは2011年にもBiofoulingに関するガイドライン’MEPC.207(62),
the 2011 Guidelines for the control and management of ships' biofouling to minimize the
transfer of invasive aquatic species’ を採択していましたが、これは2023年Biofouling Guidelineの採択により破棄されました。
2023年Biofouling Guidelineに関する特記事項は以下の通りです。
- 以前から引き続き、このガイドラインは強制ではなく推奨という位置づけです。条約上の強制要件ではありません。
- 一方でAustralia, New Zealand,米国カリフォルニア州においては、IMO Biofouling Guidelineに基づいたBiofouling Management Plan(BFMP)や記録簿の保持などが要求されており、同国/州に寄港する船舶にとっては事実上の強制要件となっています。※BFMPを保持していない船舶も寄港可能となる代わりの手段はありますが、コストや時間の面からBFMPを実行することによりBiofouling規則に適合する船舶が多いです。
- New Zealandにおいては2023年10月13日に更新された同国のBiofoulingに関する規定、Craft Risk Management Standard(CRMS)において、2023年Biofouling Guidelineが既に摂取されています。本船をBFMPの実行によりNew ZealandのCRMSに適合させる場合には、本船のBFMPが2023年Guidelineに基づいているかのReviewをお勧め致します。
- Australia、カリフォルニア州においては以前から2011年Biofouling Guidelineに基づいた措置が要求されており、2023年版の適用に関してはまだ言及がございません。今後法律改正の情報がありましたらご案内致します。
詳細については以下リンク先をご参照ください。ご参考に2011年版のIMO ガイドラインも添付いたします。
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