IMBより2023年の海賊事件に関する年次報告書が公開されました。
報告書の要旨は以下の通りです。
- 2022年に全世界で発生した海賊事件は120件で、2022年の115件と比較してやや増加した
- 120件のうち105件で海賊の船への乗り込みが発生し、9件は襲撃未遂、4件はハイジャック、2件は実際に攻撃された。
- 2017年以来6年ぶりにソマリア沖におけるバルクキャリアのハイジャック事件が発生した。これはソマリア海賊が現在も襲撃能力を維持している証拠として、IMBは注意を呼び掛けている。
- ギニア湾における海賊事件は2023年22件で、2022年の19件からやや増加した。2022年に発生した世界のハイジャック事件4件中3件、また全ての乗組員誘拐事件はギニア湾で発生しており、引き続き危険な海域である。
- Singapore海峡、マラッカ海峡では引き続き盗難を主とした海賊事件が発生している。この海域で発生する海賊事件の危険度はアデン湾やギニア湾と比較すると低い場合が多いものの、23年10月には乗組員が負傷する事件も発生しており注意が必要。
- ペルーのカラオ錨地は14件の事件が発生した。南米ではほかにブラジルのMacapa錨地、コロンビアのCartagenaとPuerto Bolivar錨地で事件が報告されている。
海工務サポートセンター注:
23年11月以降、Red Seaで民間船舶へのミサイル攻撃やハイジャック等が相次いで発生していますが、それらは武装勢力による攻撃のため、IMBの年次報告書には含まれていない点ご留意ください。
詳細は以下リンク先をご参照ください。
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