パナマ籍船がParis MOU管轄国へ寄港する場合、PSC対策として寄港の96時間前までにパナマ海事局へチェックリストを提出することがMerchanr Marine Circular MMC-398により要求されていること、ご存じの通りです。
【Panama Circular】 Paris MOU管轄港への寄港前にパナマ海事局へチェックリストを提出してください
今般、パナマ海事局はMMC-402 ’Italy Pre-ports arrival checklist for Panama flagged vessels’を出状しました。
Cirularによりますと、パナマ籍船はイタリアの港へ寄港する96時間前までにCircularに添付されたチェックリストを記入してパナマ海事局へ提出することが求められます。
具体的に要求されることは以下の通りです。
- 全てのパナマ籍船はイタリア到着96時間前、航海時間が96時間未満の場合は24時間前までにチェックリストをpsc@amp.gob.pa へ提出する必要があります。
- チェックリストには船長および/もしくはDPAのサインが必要です。
- チェックリストを提出しない場合、船長・機関長もしくは会社が当局よりライセンス停止等の制裁を科される可能性があります。
- 機器の故障など、船上で直ちに是正できない不具合が生じた場合、船主や船舶管理会社はROやSegumarと協力して効果的な是正措置を講じてください。同時にSOLAS Chapter1 Regulation 11“Maintenance of conditions after survey”に基づきPSC当局への通報も必要です。
このMMC-402による要求は、MMC-398の要求(Paris MOU管轄国寄港前のチェックリスト提出)と重複しているため、弊社からSegumarに確認したところ以下の通り回答を得ました。
「MMC-398は現在も有効。ただしチェックリストはMMC-402に添付されているものを使用すること(現在MMC-398にあるチェックリストのリンクは無効化されています)。イタリアでの拘留数の多さを鑑みてパナマ海事局は注意喚起のためMMC-402を出状した」
つまり、(イタリアだけではなく)Paris MOU管轄港へ寄港する全てのパナマ籍船は、従前どおり入港予定時刻の96時間前に、チェックリストをパナマ海事局へ提出することが要求されます。チェックリストはMMC-402に添付の新しいversionをご使用ください。
なお、イタリアにおける2023年の検船数に対する拘留割合は10.98%(1639件のInspection数に対して 180件のDetention数。Paris MOU Inspection Searchよりデータ抜粋)が記録されており、これは2023年のParis MOU管轄港の平均拘留割合3.81%と比較して著しく高くなっております。イタリア寄港の際は、特にPSCの事前準備を行うことを推奨いたします。
Paris MOU Annual Report 2023より抜粋
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