CINS※はこのほど、国際P&Iクラブ、TTクラブ合同で木炭のコンテナ輸送に関するガイドラインを公開しました。
※CINS:Cargo Incident Notification System。コンテナ輸送における貨物事故の情報を共有するためのシステム。
CINSの情報によると、2015年から2022年までの間に船上で少なくとも68件の木炭由来の火災が発生しています。これら事故のほとんどは貨物の申告ミスが原因で発生しており、本船(船主)は貨物の危険性を認識することができなかったとのことです。
ガイドラインには木炭の危険性・分類・IMDGコード上の規定・推奨される梱包状態などについて説明されています。
コンテナ船の貨物は一般的に既にシールされた状態で船積みされるため、本船上で出来ることはあまり多くはありませんが、ガイドラインには木炭コンテナの本船上の保管について以下の通り推奨しています。
- コンテナをIMDG CODEに沿って運送すること。つまり貨物を熱源から離し(SW1)、現実的に可能な範囲で低温とする(H2)こと。
- 火災が発生した際に容易にアクセスできるよう、コンテナをデッキ上に積載することを強く推奨する。更にコンテナは直射日光が当たらない位置が望ましい。
- 消火装置付きのコンテナの場合はホールド内に積載することも検討可能であるが、CO2消火装置はコンテナ内の火災に効果的でない場合があり、また火災の際にホールドへのアクセスが制限されるおそれがある。
詳細は添付ガイドラインをご参照ください。
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