’RightShip Inspection Insights - 2023’が公表されました。この報告書は以下、RightShipのウェブサイトRightSTOREにユーザー登録をすることで無料でダウンロード可能です。
https://store.rightship.com/Product/rightship-inspections-insights-2023
この記事では報告書の内容を簡単にご紹介致しますので、皆様がRightShip Inspectionの受検を検討する際のご参考になりましたら幸いです。
2022年9月1日から2023年12月31日の間で…
- 3,386件のRightShip Inspectionが実施されました
- そのうち1,986件が揚げ荷中、654件が積み荷役中に実施されました(※RightShipは基本的に荷役中の検船を推奨しています)
- 3,386件中、Unacceptableと判断されたのは90件、全体の2.7%にあたります。Unacceptableとされた船舶は船上の各種作業の運用や書類に重大な不備があり、仮に同じ状況でPSC検船があった場合に拘留されていたであろう状態でした。
- 検船に要した平均時間は14.7時間でした。船側の準備が十分であればこの時間は短縮される傾向にあり、9%にあたる308件で13時間未満の検船時間でした。
- 指摘事項の多い項目としては、証書類・乗組員のマネジメント・Navigation・ISM・ハッチカバーとクレーン・係船関連・船体及び構造物の全般的な外観、が挙げられます。
- 指摘事項のうち34%が条約や規則に抵触するもの、66%が業界スタンダードからの逸脱でした。
報告書の中には、RightShip検査ツールであるRISQ(RightShip Inspection Ship Questionnaire)における各セクションのうち指摘の多い順にそれぞれ3項目が紹介されていますので、Inspection受検の際の参考になるかもしれません。
なお、RISQ(RightShip Inspection Ship Questionnaire)は、船舶が遵守すべき規則だけでなく、業界標準と推奨事項に対する包括的なリソースとGuidelineが詳細に言及されているため、船舶管理会社のSMS改善と管理船検船Checklist作成の参考資料として活用される場合も多いようです。
以下記事もご参考ください。
RightShip Inspectionとは? -Safety ScoreやRightShip Vettingとの関係-
【RightShip】 RightShip Inspectionの’有効期限’はどのように決まりますか?
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