2023年中に適用となる条約・規則等について、船主の皆様に影響を及ぼすと思われるものを以下の通りご紹介致します。
[1] 2023年に改正が適用される条約
[2] 2023年より実施・改正されるLocal Regulation
[3]その他
[1] 2023年に改正が適用される条約
2023年より実施される改正点のある条約としまして、以下ご紹介します。
a) SOLAS条約
- IMSBCコード定期改正(2023年12月1日~ / 但しadministrationによっては2023年1月1日より適用)
- 2011 ESPコード改正(2023年1月1日~)
b) MARPOL条約
- CII格付け制度(2023年1月1日~)
- EEXI規制(新造船:2023年1月1日~、既存船:2023年1月1日以降の最初のIAPP 年次検査・中間検査もしくは更新検査まで)
- 燃料油サンプリング (新造船:2022年4月1日~、既存船:2023年4月1日以降の最初のIAPP Certificate更新時まで)。こちらの記事もご参照ください。
c) AFS条約
- AFS条約において禁止物質(シブトリン)の追加(2023年1月1日~)
上記(a)~(c)についてはClass NKのIMO国際条約カレンダーにて詳細を確認できます。また、それ以外の条約改正点についても発効年ごとに調べることができます。以下リンクをご参照ください。
https://www.classnk.or.jp/hp/ja/imo_conv_schedule/
[2] 2023年より実施・改正されるLocal Regulation
2023年より実施・改正されるLocal Regulationの一例としまして、以下の通りご紹介します。
a) カリフォルニア州 'At Berth Regulation'(CARB)
- 2023年1月1日より米国カリフォルニア州の港に停泊するコンテナ船、冷凍船及び客船に対して有害物質を含む排気ガスの排出が規制されます(いわゆるCARBとして知られる規則のうちの一つです)。詳細は以下リンクをご参照ください。
https://ww2.arb.ca.gov/our-work/programs/ocean-going-vessels-berth-regulation/resources
b) Panama運河
- 毎年1月1日にPanama運河庁よりPanama運河航行に関する規則が発表され、本船の設備等への要求が変更になる場合がございます。詳細は1月1日以降、Panama運河庁のHPより最新の‘Notices to Shipping’をご参照ください。
- こちらの記事でご案内しました通り、2023年10月1日以降にPanama運河を通狭する船幅109フィート以上の船舶に対して、測位システムの搭載が新たに要求されます。
https://www.pancanal.com/eng/op/notices/index.html
[3]その他
こちらの記事でご案内しました通り、業界団体は2023年1月1日よりインド洋におけるHRAの撤廃を決定しました。
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